冬用装備・タイヤチェーン

タイヤチェーンには、たくさんの種類があります。最近は、改良が進んで、どれでも使いやすかったり、より安全にはなっていて、どのタイプでも支障はありません。要は、取付の問題です。

  1. 通常のはしごチェーン
    おすすめは「はしご型スチール・チェーン」。魅力はその安さ。5,000円~8,000円くらいが相場。(スキー場のおっちゃん特別価格11,000円があったりするので、事前に用意しておいた方が良いでしょう。)
  2. ゴムチェーン
    「ゴムチェーン」は、騒音・振動の少なさが利点ながら、高速回転になると遠心力で外れやすい。ゴムバンドでしっかりと張る事。
  3. 亀甲型チェーン
    はしごチェーンは、横滑りに弱い側面もある。効きの良さ、安全性から言えば、「亀甲型スチール・チェーン」がお勧め。7,000円~9,000円程度。
  4. ワンタッチチェーン
    「ワンタッチ・チェーン」が最も高性能。巻きやすく、滑りにくいが、結構値段が張るのと、チェーンが細く切れやすいのが難点。価格は1万円前後です。

装着方法

1)はしごチェーン・亀甲型チェーン


(1)チェーンの内外を決める


(2)この逆はタイヤが傷付く


(3)チェーンの連結金具


間違った付け方。チェーンの巻込みが外になるように!


間違っている。鎖の端が長い方を内側にして連結する


チェーンの表と裏を良く確認してセッティングする

2)ゴムチェーン・ワンタッチチェーン 

ゴムチェーンは前もって連結関係を予習しておきましょう。取り付ける際にどうして取り付けるのか悩んでいる方が多い。タイヤとゴムチェーンの密着が弱いために、タイヤの遠心力でチェーンが広がりはずれたり空回りをしたりする例が多い。対処方法としては、チェーンの連結部の強化や、ゴムバンド等での締め付けが必要。(オプションにて)

3)ワンタッチチェーン

ワンタッチチェーンは、チェーン自体が細く作られているものが多く、エンジンをふかせ過ぎたりタイヤを空回りさせると切れて道に落ちているのを見かけたり、チェーンの一部が切れて取り付けられない状態になり困っている人をよく見かける。あくまで一時的に使用する目的と考えた方がよい。タイヤの回転はゆっくりと回しましょう。切れやすいので、針金等を準備しておくのも重要です。

スタッドレス+4WDが快適

私達、スキー場の近くで生活している者は、12月の末より、およそ3~4カ月は、スタッドレスタイヤを履きっぱなしです。今のスタッドレスは「効き」もいいです。

ただし、関西に多く降る湿雪の場合は、スリップする場合もありますので、気を付けて下さい。雪の温度が低いパウダースノーや圧雪後のアイスパーンには大変性能を発揮してくれます。

しかし、都会住まいの皆さんは、スタッドレスタイヤを履きっぱなしという事はないかも知れません。音もうるさいですし、タイヤも減りますからね。スキー場に行く時だけ、スタンドでタイヤ交換という手もありますが、費用もかさみます。

駆動タイヤだけ、はかせるのも一つの手です。肝心なのは、ハンドル部分の前輪タイヤです。

スタッドレスの寿命は「2年」と考えてください。2年を越すと、ゴムが固くなってグリップ力が悪くなります。

概要

冬山へお越しになる方へ、知って得するタイヤチェーンの装着方法をレクチャーしております。タイヤチェーンのいろいろな種類もまとめました。

取り付けのポイント

慣れない人は、ジャッキでタイヤを浮かせると言う手もあります。

注意してほしいのは、必ず平地で行うことです。斜面だと、雪などでジャッキが滑って危険です。

チェーンの連結は、必ず内側から連結してください。

事前に内側のチェーンの長さだけ、少し短くしておくと、表側だけでチェーンの張りを調整できます。
チェーンが余って、ボディに当たったり、ガチャガチャと音がする場合は、紐で遊ばないように縛り付けてください。

チェーンの張りは、ゴムバンドを使用しますが、タイヤ1本に付き、複数かけるとゆるみがなくなり、速度を上げても快適です。

通常1本のタイヤチェーンには、1本しか付いていませんので、余分にもう1本買って、1つのタイヤに2本使うことをおすすめします。なければ、ホームセンターで荷止め用のタイヤを切った、ゴムバンドを売っていますので、ご利用ください。

タイヤチェーン取り付け時間の節約をしたい人への特別編

時間がない時、走行距離が短い時は、片側のみの装着、その場を脱出することがあります。時間も2分の1で済みます。

しかし、これはあくまでも怠け者のやること、道に傾斜があったり、車が傾いたりすると、取り付けたタイヤがうまく回らない事があります。特にAT(オートマ)車は難しいですね。

安全のためには、時間がかかっても、確実な装着をお願いします。

車重のある車両は下り坂に注意

車重のある車両、登りは良いのですが、下りに注意が必要です。いったん、下りで滑り出したら、自重の重さで中々止まりません。

また、前輪がロックすると、車体は回転をはじめます。全天候型タイヤも、雪道にはあまり役に立たない事、覚えておいて下さい。

アイスバーンやタイヤロックは、特に注意しましょう。怖くても、タイヤは超低速回転で回すことが滑らないコツです。

そして、チェンジは「L」に、ブレーキもこまめにポンピングを行ない、コントロールを失わないようにしましょう。

安全の準備は、皆さんの選択におまかせ致します。